- 痛みと腫れに配慮したインプラント治療
- 歯科用CTで正確な診断と検査
- 安全で信頼性高いインプラントメーカーの使用
- こだわりの設備を完備したオペ室
- 国際口腔インプラント学会認定医による経験豊富なインプラント治療
- 妥協のない徹底した衛生管理による感染予防対策
- 最長10年保証の安心のインプラント治療
- お口全体を考えた最適なご提案
- 治療後も安心メンテナンス
痛みと腫れに配慮したインプラント治療
インプラント治療は外科処置を伴うため、痛みを懸念される方は多くいらっしゃいます。手術には十分な時間を確保し、確実に局所麻酔を行いますので、強い痛みを感じることはありません。また、外科処置に不安や恐怖心を抱く患者さんには、「静脈内鎮静法」を併用して治療を行うことをおすすめしています。静脈内鎮静法は、点滴からお薬を投与して眠っている間に治療を行う方法であり、リラックスした状態で治療を受けることができます。入院する必要はなく、治療時間は1~2時間程度です。外科治療が不安な方や歯科恐怖症の方、嘔吐反射が強い方にとって、ストレスフリーな治療方法となります。
歯科用CTで正確な診断と検査
インプラント治療における外科手術の前には、徹底した検査が欠かせません。当院では、歯科用CTの撮影を通じて、患者さんの顎の骨や歯の状態を詳細に分析し、インプラント治療の計画を立てています。
歯科用CTは、通常のレントゲンとは異なり、特殊な機器を用いて顎の内部を3次元で観察することができます。これにより、骨や歯の状態や形、密度、顎の骨を通る神経や血管の走行などをより詳細に把握することが可能です。
サージカルガイドでインプラント手術のリスクを軽減
インプラント手術の成功と安全性を確保するには、インプラント体の正確な埋入位置を把握することが不可欠です。当院では、インプラント手術の安全性を向上させるためのシステム「サージカルガイド」を採用しています。CT撮影によって得られた3次元データを詳細に解析し、事前に確実な埋入シミュレーションを行います。それを基に作製したサージカルガイドを使用してインプラント体を正確な埋入位置へ確実に導くことで、リスクを軽減し、安全な手術を提供しております。
サージカルガイドとは?
インプラント体を埋入する手術は、顎の骨に穴を開ける過程が含まれます。ただし、顎の骨には太い神経と血管が通っており、これらを損傷すると深刻な事故の発生や後遺症が残る可能性があります。このようなリスクを回避するために、サージカルガイドは穴を開けるドリルの着地点と角度を適切な方向に導き、かつドリルのブレを最小限に抑える役割を果たします。
サージカルガイドの使用により、インプラント治療における最大のリスクであるドリリングの人為的ミスを最小限に抑えることが可能となり、患者さんはより安心して治療を受けることができます。
サージカルガイドの作り方
サージカルガイドの作成手順は、CT撮影による口腔内の3次元画像取得から始まります。この画像は専用の解析ソフトに取り込まれ、歯科医師が患者さんに適したインプラント手術計画を立案します。噛み合わせや埋入方向、深さ、位置を逆算し、その情報を元に3Dモデルを用いてサージカルガイドが設計されます。設計されたガイドは3Dプリンターで作成され、患者さんの口腔内での適合性と正確性が確認されます。
サージカルガイド利用のメリット
従来のインプラント埋入手術では、レントゲン写真を頼りに歯科医師が目分量で埋入深さや方向を決定していました。しかし、この方法では顎の骨全体を確認できず、歯科医師の経験や技術に左右されることがあり、誤った埋入や噛み合わせの問題が起こる可能性がありました。そのため、サージカルガイドが導入され、精密な治療が可能になりました。サージカルガイドは顎の骨の3Dモデルを元に作成され、手術時に使用されることで、埋入位置や方向を正確に決定し、治療のリスクを軽減します。
安全で信頼性高いインプラントメーカーの使用
当院では、世界的に高品質と評される信頼性の高いインプラントメーカーのみを厳選して使用しています。インプラントの品質はメーカーによって異なりますが、トップメーカーの製品は強固な結合が保証され、難症例であっても治療成功率が向上します。さらに、各メーカーによって特色があるため、患者さん一人ひとりの状況に適した選択が可能です。そのため、当院では厳選した複数のインプラントメーカーの製品を取り扱っています。
ストローマンインプラント
ストローマンインプラントは、スイスを拠点にする世界シェアナンバーワンのメーカーで、厳格な品質管理のもとで学術的かつ科学的に裏付けのあるインプラントを提供しています。その高い成功率と長期にわたる生存率は、骨と迅速に結合する独自の技術によるものであり、これによりインプラントの被せ物を短期間で行うことが可能です。
オステムインプラント
オステムインプラントは、世界45カ国で使用されているアジアシェアナンバーワンのインプラントです。ノーベルバイオケア、ストローマン、アストラといった世界の3大メーカーの優れた点を取り入れており、シンプルな構造でトラブルが少なく、日本人の骨格に適合するサイズを提供しています。
こだわりの設備を完備したオペ室
インプラント治療は外科手術により顎の骨にインプラント体を埋め込むため、手術中の細菌感染のリスクを最小限に抑えることが不可欠です。そのためには、設備や個室の整備が必要ですが、すべての歯科医院がこれを実現するのは難しいかもしれません。
当院では、患者さんに安心・安全な治療を提供するために、専用のオペ室を用意して、空気汚染を防ぎ、清潔な環境を維持しています。高度な治療を行うためにマイクロスコープなどの機器に加え、患者さんの脈拍や血圧など健康状態をモニタリングするために生体管理モニターを完備しており、万が一の事態にも迅速に対応できる体制を整えています。
国際口腔インプラント学会認定医による経験豊富なインプラント治療
外科手術が必要なインプラント治療では、医師の腕が非常に重要です。当院のインプラント治療の執刀を務めるのは国際口腔インプラント学会の認定医資格を持つ院長です。インプラントに関する高い知識と豊富な経験を有し、数多くの手術実績があります。
インプラント治療をご検討されている方は、安心して当院にお任せください。責任を持って安心安全なインプラント治療をご提供いたします。
妥協のない徹底した衛生管理による感染予防対策
院内感染予防のための衛生管理は、インプラント治療においても極めて重要です。特にインプラント治療の場合、患者さんの唾液や血液が機器に付着する可能性があります。唾液・血液にはさまざまな病原菌が含まれており、十分な滅菌処理が行われないと、院内感染のリスクが生じる可能性があります。そのため、当院ではオートクレーブなどの滅菌機を導入し、治療に使用する機器の滅菌・消毒に万全の注意を払っています。
しかしながら、これだけでは感染対策は完全ではありません。高度な滅菌機器であっても、医院がその機能や取り扱いに熟知していなければ、十分な感染対策は難しいと考えています。そのため、滅菌・消毒に関する高い意識を持ち、医療に臨むドクター・スタッフ全員が、最大限の滅菌対策を実施することが必要です。当院では、患者さんの安全を守るため、常に徹底的な感染対策を行っております。
最長10年保証の安心のインプラント治療
当院ではインプラント治療の安心感を提供するため、「保証」の制度を設けています。インプラントが壊れたり抜けたりした場合でも、ストローマンインプラントは10年、オステムインプラントは7年、再治療を無償で行います。また、治療後も定期的なメンテナンスで患者さんが、インプラントを長持ちできるようにサポートしております。
保証は条件がございますので、詳細についてはスタッフにお尋ねください。
お口全体を考えた最適なご提案
インプラント治療は、単に歯を補うだけでなく、歯が抜けた原因を追求し、根本的な解決に向けた対応が必要です。当院では、インプラント治療を通じて、患者さんが歯を喪失することなく、幸せな生活を送れるようにサポートしています。そのために、単なる歯の抜けた部分の治療だけでなく、お口全体の健康をトータルに考慮し、必要に応じて歯周病治療やむし歯治療、歯のクリーニングなど行っています。
治療後も安心メンテナンス
インプラントの長期的な使用を保つためには、日常の歯磨きに加えて、歯科医院での定期的なアフターメンテナンス(定期検診)が重要です。インプラントはむし歯や歯周病にかかることはありませんが、顎骨や歯肉の健康を維持するためには、歯垢や歯石による炎症を防ぐ必要があります。この状態を「インプラント周囲炎」と呼びます。定期的なメンテナンスによって歯周病やインプラント周囲炎の早期発見や治療を行い、インプラントのトラブルを防ぐことができます。
インプラント周囲炎とは
インプラント周囲炎は、歯垢や歯石の蓄積によって引き起こされ、周囲の組織に炎症を生じさせます。この炎症は、天然歯の周囲組織よりも抵抗力が低いため、急速に進行し、歯肉の退縮や顎骨の溶解を引き起こす可能性があります。最悪の場合、インプラントが固定できなくなり、抜け落ちてしまうことも考えられます。
インプラント周囲炎を予防するためには、定期的なアフターメンテナンスが重要です。定期的な検診とクリーニングにより、インプラント周囲の組織の健康状態をチェックし、ケアすることで健康的な口腔内を維持し、インプラントを長くつかうことができます。